ありがとうございました

遅くなりましたが、個展「地上から、少し浮かぶ」は、無事終了致しました。

沢山の方々が興味を持ってわざわざ会場まで来て下さった事が、とても嬉しかったです。皆様本当にどうもありがとうございました。時間的にも距離的にも制限があるので、もちろん遠くから応援してくれた方にも同じように感謝しています。ありがとうございます。
展示は来られない方がマイナスになることはありません。ただ、来て下さった方には何かしらプラスになっていればいいと思うのです。

今回は作品を観るだけではなく、その世界に入ってもらうことがテーマでした。Scottというギャラリーのハコに合わせてインスタレーションの展示を考えた時に、最初にイメージしたのが「白い空間にふわりと浮く」世界です。時間の流れが少し遅くなるような、空中のような海中のような空間を作りたくて、ああいった作品になりました。

少し妙な展示タイトルでしたが、「ここ(インスタレーション側)にいると浮かんでいるみたい」と言って下さる方が多かったので、DM・タイトル・作品はあまりズレがなく合わせられていたようで安心しました。

キャンバスに布を張った作品を並べたパネルゾーンや、ボールペンでのラフスケッチも、とても反応が良くて嬉しかったです。布の柔らかさや染料の僅かな滲み、細部の刺繍、素材の違い、ビースやレースの遊びなどは、どうしても写真では伝えきれません。なので現物を前に、1点ずつ近寄ってはじっくり観てもらえていて良かったです。

今回の一番の目的は「お客さんを楽しませたい」だったので、今までとは違ったものを見せたかったし、この僅かな空間で何かしら感じたり記憶に残してもらえたら、この展示をやった意味があったのではないかと思います。

そして沢山ご来場頂けたお陰で、最終日にはギャラリーのマネージャーさんから「来年も今回同様ギャラリーのバックアップで個展をやりましょう」とお誘い頂きました!告知してもらったり来てもらったりして支えて下さったみなさんに感謝です。改めてありがとうございました。